4.2 ファイルマネージャの使い方

2021年9月2日2024年1月26日

4.2 ファイルマネージャの使い方

4.2.1 ファイルマネージャの概要

「ファイルマネージャ」とは、コントロールパネルを経由して、本サーバー内のファイルを管理する機能のことです。
この機能は、ファイルの作成や削除・圧縮や共有設定・バックアップからの復元など、ファイルに関する各種の管理機能を提供します。

1）コントロールパネル画面上部から［ファイル］をクリックします。ファイルマネージャが表示されたら、「表示文字コード」が「UTF-8」であることを確認します。

ファイルマネージャを使用する場合、画面内の「表示文字コード」の項目を、UTF-8から変更しないでください。 この項目を変更すると画面表示に問題が発生することがあります。

2）「ファイルマネージャ」から使用できる機能の一覧を次に示します。

[1] 操作機能
ファイルマネージャ	ファイル管理する機能
共有ファイル	複数のユーザー間でのファイル共有ができます。
復元ファイル	ディレクトリやファイルをバックアップから復元できます。
[2] 作成関連機能
アップロード	お客さまでご用意いただいたファイルを、サーバー上に保存できます。
ファイル作成	ファイルを新規に作成します。
ディレクトリ作成	ディレクトリを新規に作成します。
[3] 個別編集機能
開く / 名前変更 / コピー / 移動 / 圧縮 / 共有 / 削除	ファイルごとに処理ができる機能です。

4.2.2 ファイルアップロード

お客さまがご用意したファイルを、本サーバー上にアップロードする手順をご説明します。

1）コントロールパネル上部の［ファイル］からファイルマネージャを開き、ファイルをアップ ロードするディレクトリをクリックします

　例）サイト編集権限(web1)を持つユーザーがウェブコンテンツをアップロードする場合：
　［www］→［htdocs］→［web1］の順にクリックします。

2）ディレクトリパスが表示される欄で、選択したディレクトリに間違いがないことを確認してから、［アップロード］をクリックします。

3）［ファイルを選択］からアップロードするファイルを選択して、［アップロード］をクリックします。

4）「xxxxのディレクトリに保存されました。」と表示され、ファイル一覧に、該当ファイルが保存されていれば完了です。

● 一つのディレクトリ内で、ディレクトリやファイルに同一の名前は付与できません。 ● 権限を持たないディレクトリやファイルの操作はできません。

4.2.3 ファイルやディレクトリの作成・削除

コントロールパネル上で、ファイルを作成・削除する手順をご説明します。

1）コントロールパネル上部の［ファイル］からファイルマネージャを開き、ファイルやディレクトリを作成するディレクトリに移動します。

　例）サイト編集権限(web1)を持つユーザーがウェブコンテンツを作成する場合：
　［www］→［htdocs］→［web1］の順にクリックします。

2）ディレクトリパスが表示される欄で、選択したディレクトリに間違いがないことを確認してから、［ディレクトリ作成］または［ファイル作成］をクリックします。

3）ファイル作成の場合は、［ファイル名（必須）］と［ファイルの内容（任意）］を入力して、［作成］をクリックします。
ディレクトリ作成の場合は、［ディレクトリ名］を入力して、［作成］をクリックします。

4）作成した旨のメッセージが表示され、ファイルやディレクトリが作成されていれば完了です。

＜削除方法＞

1）削除方法は、以下2通りあります。

　① 削除するファイルやディレクトリにチェックを入れて、［一括削除］をクリックする。
　② 削除するファイルやディレクトリの、操作欄にある［削除］をクリックする。

2）確認画面で削除対象が間違いないことを確認して、［削除］をクリックします。

4.2.4 ファイルやディレクトリの編集・名前変更・移動・コピー

コントロールパネル上で、ディレクトリやファイルを操作（編集・名前変更・移動・コピー）する手順をご説明します。

1）コントロールパネルの［ファイル］から「ファイルマネージャ」を開き、操作を行うディレクトリに移動します。

2）ディレクトリやファイルの、操作したいボタン（詳細・名前変更・コピー・移動）をクリックします。

　※［詳細］から編集が可能です。

3）各操作ボタン（詳細・名前変更・コピー・移動）をクリックすると、それぞれ以下の画面に遷移します。

■［詳細］：ファイルエディタが表示されます。
※ 編集後は［保存］をクリックしてください。

■［名前変更］：［新しい名前］を入力できます。
※ 入力後は［保存］をクリックしてください。

■［コピー］：［作成ファイル名］と［保存先ディレクトリ］を指定できます。
※ 入力後は、［コピーを作成］をクリックしてください。

■［移動］：［移動先ディレクトリを］を指定できます。
※ 指定後は、［移動］をクリックしてください。

4）操作が完了した旨のメッセージが表示されたら完了です。

※ 下図は［移動］した場合のメッセージ

4.2.5 ファイルやディレクトリの圧縮

コントロールパネル上で、ファイルやディレクトリを圧縮する手順をご説明します。

1）コントロールパネルの［ファイル］から「ファイルマネージャ」を開き、操作を行うディレクトリに移動します。

2）［圧縮］をクリックします。

3）圧縮後の［ファイル名］を入力して、［圧縮ファイル形式］と［保存先ディレクトリ］を選択した後、［圧縮］をクリックします。

● 圧縮対象のディレクトリやファイルが大容量の場合は、処理に時間がかかったり、ブラウザ表示がタイムアウトとなる可能性があります。 ※ タイムアウト等が起きた場合は、しばらく時間をおいてから、再度コントロールパネルにアクセスして、圧縮されたファイルの有無をご確認ください。 ※ 圧縮ファイルが無い場合は、サーバーが処理中の可能性があります。連続して操作を行わず、再度時間をおいてからアクセスして、圧縮ファイルの有無をご確認ください。