3.1 ディレクトリ構成
3.1 ディレクトリ構成
3.1.1 ディレクトリの概要
本サーバー内のディレクトリ構成を次に示します。

● システム領域のディレクトリ [1]
サーバー運用上、必要なファイルが格納されるディレクトリです。
● ユーザー領域のディレクトリ [2]
利用者 (ユーザー) 固有のファイルが格納されるディレクトリです。
● メールディレクトリ [3]
利用者 (ユーザー) のメールが格納されるディレクトリです。
● ウェブ領域のディレクトリ [4]
ウェブのコンテンツファイルをアップロードするディレクトリです。
![]() |
---|
・ユーザーID(管理者用) でログインした場合は、全ての領域にアクセス可能です。 ・利用者のユーザーIDでログインした場合は、/user/<利用者のユーザーID>以下のディレクトリのみ参照可能です。 |
![]() |
---|
Var 配下の領域に関しては、お客さまにて独自に操作は行えません。 |
3.1.2 システム領域のディレクトリ
システム領域の各ディレクトリについてご説明します。
■ /
システム領域の最上位のディレクトリ指定は / になります。
■ /backup/
「ウェブサーバー」 の「サイトバックアップ」 でバックアップしたファイルが格納されます。
「サイトバックアップ」 の詳細に関しては、「3.5サイトバックアップ」 を参照してください。
■ /etc/
各種アプリケーション(個別ルールなど) の設定ファイルが格納されています。
■ /tmp/
サーバー内で稼動する各種アプリケーションが、一時ファイルを作成するディレクトリです。
■ /var/
主にMySQL関連のデータが格納されています。
![]() |
---|
システム領域のディレクトリ、もしくはディレクトリ内のファイルを誤って削除・編集した場合、システムが正常に動作しなくなることがあります。 FTP や、コントロールパネルの各種ツールにある「ファイルマネージャ」を使用してシステム領域のディレクトリにアクセスする場合には、十分に注意してください。 誤って削除・編集をして、システムの修復が必要になった場合は、ファイルマネージャの「復元ファイル」 からファイルを復元できる可能性があります。 ※「ファイルの復元」 で復元されるファイルは、本サービスの日次バックアップ時点(午前1時から5時ごろ) のものになります。「復元ファイル」についての詳細は、利用者マニュアルの「4.4 復元ファイル」 を参照してください。 |
3.1.3 ユーザー領域のディレクトリ
ユーザー領域の各ディレクトリについてご説明します。

3.1.4 メールディレクトリ
メールディレクトリ内の各ディレクトリについてご説明します。
![user01 宛てのメールは[users]-[user01]配下の[mail]ディレクトリ以下に格納されます。「.Drafts」は草稿フォルダです。「.Junk」は迷惑メールフォルダです。「.Quarantine」は隔離フォルダです。「.Sent Items」は送信済みフォルダです。「.Trash」はゴミ箱フォルダです。「cur」は新規メールで既読のものが格納されます。「new」は新規メールで未読のものが格納されます。「tmp」メールソフトが使用する一時フォルダです。](https://c30whv22.mwprem.net/wordpress/wp-content/uploads/2020/04/mwpremiumr2_adminmanual_3_1_003.png)
3.1.5 ウェブ領域のディレクトリ
ウェブ領域の各ディレクトリについてご説明します。

![]() |
---|
・各ディレクトリを削除された場合、正常にウェブコンテンツが表示されなくなりますので、削除しないようお願いいたします。 ・logsディレクトリを削除された場合、ウェブに関するログが正しく生成されなくなりますので、削除しないようお願いいたします。 |
■ サイト権限を持つ利用者のディレクトリについて
サイト権限を持つ利用者exampleが作成された場合、利用者のユーザーディレクトリに、 ウェブコンテンツを格納する領域が作成されます。
■ example のウェブコンテンツディレクトリ
/users/example/www/htdocs/<サイト権限名>

また、 /www/htdocs/<サイト権限名>というシンボリックリンクが 作成されます。
このショートカットは、/users/ example /www/htdocs/<サイト権限名> へ格納されます。
![]() |
---|
サイト権限名が「test」、アップロードしたウェブコンテンツ名が「index.html」の場合、http://<お客さまドメイン>/test/ で閲覧することができます。 |