4.8 メールインポート
4.8 メールインポート
他社のサービスや、お客さまで管理されていたメールをメールインポート機能を使用して、蓄積されていたメールを本サービスへ移行することができます。
1.メール管理画面から、サイドメニューの【メールインポート】をクリックします。

2.メールインポート画面が表示されます。
メールインポートの手順については、次ページをご覧ください。

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※メールのインポートにはディスク使用量が70%未満である必要があります。事前にサーバのディスク空き容量をご確認ください。 |
お客さまが蓄積されたメールをzipファイルで圧縮し、メールインポート画面よりアップロードし、インポートします。
その際、1度にアップロードできるファイルのサイズ、最大のアップロード容量には制限がございますので、ご注意ください。
アップロードしたファイルは、1日に1回、インポート処理が実行され、翌日より閲覧することが可能です。アップロードから、確認までの手順は以下の通りです。
Step1 | 利用環境の事前確認 |
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インポートを行う前に、事前にお客さまのご利用環境をご確認ください。 ご利用環境の設定によっては、インポートが行えない場合がございます。 |
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Step2 | 圧縮ファイルの作成 |
インポートを行うメールの圧縮ファイルを作成します。 圧縮ファイルの作成には、ファイルサイズの制限などがございますので、ご確認の上、ファイルを作成してください。 |
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Step3 | 圧縮ファイルのアップロード |
インポート画面より、Step2で作成した圧縮ファイルをアップロードします。 | |
メールのアップロード(バッチ処理) | |
お客さまがアップロードされたメールのインポートをバッチ処理にて行います。 この作業は、1日1回早朝に実施されます。 |
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Step4 | インポートの確認 |
翌朝、アップロードされたメールの更新結果を確認します。 インポートの結果は管理者と、保存メール権限を持った副管理者宛てに送信されますので、メールをご確認ください。 |
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Step5 | メールの閲覧 |
インポートされたメールは、保存メールの閲覧画面より、検索・閲覧が行えます。 |
事前確認
メールインポート機能をご利用いただくには、事前に下記の設定等をご確認のうえ、作業を行ってください。
■インポート対象のメールは、「基本設定」の「全文保存」の設定に依存します。
現在の全文保存の設定、インポートしたいメールの種類などをご確認ください。

全文保存の設定 | インポートされるメール |
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「送信メールを全文保存する」をチェック | Fromに契約アドレスを含むもの |
「受信メールを全文保存する」をチェック | To,Ccに契約ドメインアドレスを含むもの |
両方にチェック | ヘッダーに契約ドメインアドレスを含むもの |
■インポートを行える管理者は、主管理者と、保存メール権限を持つ副管理者です。
フィルタ・保留権限を持った副管理者では、インポートは行えません。
■インポート対象のメールの日付が、「基本設定」の「保存メール自動削除」で指定の日数以内であることを確認してください。
自動削除日数以前のメールは、インポートが完了しても、自動削除の対象となり削除されます。
<保存メール自動削除の設定>

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保存日数以前のメールは、インポート後、自動的に削除されるため、画面上は表示されません。 この場合、インポート機能としてのエラーは表示されませんので、ご注意ください。 |
メールのアップロード
1.インポートしたいメール(emlファイル)をzipファイルで圧縮します。
zipファイル以外の圧縮形式では、インポートできませんので、ご注意ください。 圧縮ファイルを作成には、以下についてご確認ください。
インポート可能なメール形式 | eml形式のみインポート可能(mboxは非対応) |
ファイル形式 | zip形式のみ、インポートが行えます。 |
ファイル名に使用できる文字 | 半角大小英数字、+、-、_(アンダースコア) 、 .(ピリオド) |
zipファイルサイズ | 1ファイルあたり100MB |
アップロード容量 | 1ドメインにつき、最大1GBまで |
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Mac OS標準のメールソフトで生成したemlファイルやMac OSでZIP圧縮したファイルは正常にインポートできません。 |
2.インポート画面より、手順1で作成したファイルを【参照】ボタンより、選択します。

3.選択したファイルが正しいければ、【確認】のチェックボックスをオンにして、【アップロード】ボタンをクリックします。

4.アップロードが完了しましたら、「アップロード済みファイル」へアップロードしたファイル名と、完了のメッセージが表示されます。エラーメッセージが表示される場合は、表示のメッセージをご確認の上、アップロードしたファイルの確認を行ってください。

アップロードの取消し
アップロードしていただいたファイルは、夜間でのインポート処理が行われる前であれば、取消しすることができます。
取消しを行う場合は、【アップロード済みファイル】で、削除したいファイルの【選択】チェックボックスにチェックを入れ、【削除】ボタンをクリックすると、アップロードの取消しとなります。

インポートの確認
夜間のインポート作業が完了しますと、翌朝にはインポートされたメールをご確認いただくことができます。
インポート作業が完了しておりますと、インポート画面の【インポート済みファイル】に、アップロードしたファイルが表示され、インポート完了の通知メールが送信されます。
ファイルのアップロード画面には、直近10件までのアップロードしたファイルが表示されます。インポートされたメールは、【保存メール検索】より検索し、閲覧することができます。

▶『保存メール検索については、『4.6 保存メール検索』を参照してください。
通知メール
インポートが成功/失敗した場合、管理者と保存メール権限をもつ副管理者宛てに、それぞれ以下のようなメールが送信されます。
メールのインポートを実行された後は、ご登録のメールアドレス宛に送信されるメールもあわせてご確認ください。
■インポート成功時に送信されるメールの例

■ インポート失敗時に送信されるメールの例

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エラーメッセージが表示されますので、そちらを参考に、再度zipファイルの作成と、アップロードを行ってください。 |